米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は11日、裁判所への提出文書で、ソーシャルメディア(SNS)の利用を制限する規制当局との合意には違反していないと主張し、当局が自身の口を封じようとしていると反論した。米証券取引委員会(SEC)は2月、マスク氏のツイートが2018年の和解条件に違反したとし、同氏を法廷侮辱罪に問うよう連邦裁判所に求めた。だが同氏の弁護団は11日夜に提出した文書で、SECは当該ツイートが重要な内容だということを示せていないと指摘。また、テスラに関するあらゆる声明についてマスク氏が事前承認を得る必要があるというSECの考えは行き過ぎだとした。マスク氏は昨年、テスラを非公開化する可能性を示唆したツイートを巡り、2000万ドルの支払いでSECと和解していた。
テスラのマスク氏、ツイート巡りSECに反論
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