ウーバーPhoto:Reuters

 ソフトバンクを含む企業グループが米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズの自動運転車部門に10億ドル以上の投資を行う協議を続けている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。協議は最終段階にあるという。待望の新規株式公開(IPO)を控えたウーバーにとって、投資家へのアピールが増すことになる。

 協議にはソフトバンクの巨大ハイテク基金「ビジョンファンド」に加え、名前が公表されていない自動車メーカーが少なくとも1社は参加。関係者らによれば、投資グループは自動運転車部門の評価額を50億~100億ドルとしており、その少数株主になる。協議は継続中で合意に達しない可能性も残るが、合意されれば来月にも明らかにされるという。

 ウーバーにとっては、コストがかかる同プロジェクト向けに必要としていた資金を確保できることになる。同社は自動運転車の開発に2017年に約7億5000万ドルを投資したが、18年には予算を削減したと事情に詳しい関係者らは明かす。

 投資グループに自動車メーカーも参加していることも、自動運転タクシーの実現に必要な技術開発に向けた後押しとなる。

 ウーバーは5月か6月のIPOを目指しており、評価額は最大で1200億ドルに上ると銀行関係者らはしている。

(The Wall Street Journal/Maureen Farrell)