ソフトバンクを含む企業グループが米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズの自動運転車部門に10億ドル以上の投資を行う協議を続けている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。協議は最終段階にあるという。待望の新規株式公開(IPO)を控えたウーバーにとって、投資家へのアピールが増すことになる。  協議にはソフトバンクの巨大ハイテク基金「ビジョンファンド」に加え、名前が公表されていない自動車メーカーが少なくとも1社は参加。関係者らによれば、投資グループは自動運転車部門の評価額を50億~100億ドルとしており、その少数株主になる。