逮捕後2人は仮釈放
裁判で争う展開

 逮捕後に2人は仮釈放となり、今後は裁判で争う展開になる。フードに乗っていた男性は「生きているだけでラッキー。自分の命をかけてクルマにつかまっていたからね」と語った、という。一方、相手の加害男性はコメントしていない。

 そもそも最初の接触事故の時点で、どちらかがロードレイジにより幅寄せなどをしていた可能性がある。クルマのフードに乗った男性も、相手からペットボトルを奪い取るなど、やや威圧的な言動があったため、加害男性がおびえてクルマから出なかったのかもしれない。とはいえ、ボンネットフードに男性がしがみついた状態で100km/h近い速度で走行したとあれば、“未必の故意”と受け止められても仕方のない状況だ。

 今回は双方が銃を携行していなかったため、幸いにも殺人事件にならなかった。しかし米国では、こうしたいざこざから簡単に殺人事件につながる。まさに“双方生きて逮捕されただけでもラッキー”だったのかもしれない。ロードレイジに対しては教育活動も進められているが、なかなか改善が進まない。運転席に着く前に、アンガーコントロールの重要性を再確認したほうがいいね。

(報告/土方細秩子、まとめ/CAR and DRIVER編集部)