だるまのイラストillustration:PIXTA

新年、あけましておめでとうございます。2026年がいい年になりますように……という祈りを込めて、おめでたい文字が入った名字や、干支の文字が入った名字について調べてみました。あなたの身の回りの人の名前も入っているかも?(野球史研究家 森岡 浩)

2026年の干支、「午」「馬」がつく名字で一番多いのは?

 2026年の新年を迎えた。21世紀になって四半世紀が過ぎ、自動車こそまだ空を飛んでいないものの、生成AIが普及し、ロボットが次第に日常生活に入り込んでくるなど、昭和生まれの筆者が子どもの頃に思い描いていた未来予想図よりはかなり進んだ時代に突入している。

 日常生活は日々進化しても、昔から変わらないものも多い。名字もそうしたものの一つで、大半の名字は数百年以上の歴史を有している。年配の方だと武士以外が名字を持ったのは明治以降と小学校で習ったと思うが、今では室町時代の農民の名字が書かれた史料もあり、江戸時代には農民の多くは私的に名字を名乗っていたことがわかっている。

 こうした日本人の名字は10万以上もあり、「佐藤」や「鈴木」のように200万人前後が名乗っているメジャーなものから、親戚のみしか名乗っていないマイナーなものまで様々。

 例えば2026年の干支(えと)である「午」のつく名字は極めて少なく、名字ランキング1万位以内に入っているものは1つもない。2万くらいまでみても「午来(ごらい)」のみだ。