アップルは先週、「iPad Mini(アイパッドミニ)」と「iPad Air(アイパッドエア)」の新型モデルを発表し、iPadは全部で5種類になった。これらの主な違いはサイズだが、それ以外にもサポートする周辺機器など細かい点が異なっており、ややこしさが増した。筆者はどのモデルの購入を推奨すべきかを見極めるため、5種類全てを使ってみた。12.9インチと11インチのPro(プロ)、標準のiPad、新型のAirとMiniだ。未解決事件を解明するかのごとく、情報を表や図式で整理し、何とか答えを導き出した。5種類のiPadいずれも高速なプロセッサーと美しいディスプレーが搭載されており、ユーザーがアップストアで購入したいと思うようなアプリを全て実行できる性能を備えている。一方で、それぞれターゲットにしているユーザーは異なっている。電子書籍アプリ「Kindle(キンドル)」が好きな人であれば、Miniを好むだろう。動画配信アプリ「Netflix(ネットフリックス)」がお気に入りの人であれば、Airがお薦めだ。画像編集アプリ「Photoshop(フォトショップ)」をよく使う人であれば、Proが欲しくなるだろう。