■ここでオーディエンスの反応はいかに

 2019年2月21日、東京都北区のある会場で「災害時もいかに健康を保持するか!」という講演をさせていただきました。お聞きいただいたのは、バリバリの専門家である管理栄養士の皆さんです。皆さまのお考えをぜひうかがいたいと思うわたしには、またとないチャンス。「逃すでないぞ」という、わたしの内なる叫びが聞こえました。そして、前述の提案についてのご意見をおそるおそる聞いてみました。ご意見を紙に書いていただいたら、「大賛成です」「SNSに書いたらどうか」「皆さんに知らせないと……」と(写真)。

カップ麺の塩分を心配する声
塩分を心配するコメントがズラリ! 皆さん本当に心配しています

 今回は、個人、企業、行政、避難所すべてにあてはまる備蓄としての即席麺、そして長期にわたる避難生活におけるその食べ方にフォーカスしてみました。

奥田和子
奥田和子/専門は災害食危機管理、食生活デザイン論。福岡県生まれ。広島大学教育学部卒業後、甲南女子大学教授のほか、米国カリフォルニア大学バークレー校栄養学科客員研究員、英国ジョーンモアーズ大学食物栄養学科客員研究員などを歴任。現在は甲南女子大学名誉教授のほか、日本災害食学会顧問、防災安全協会顧問、NPOボランティアネットワークNANDA理事を務める。主な著書は『現代食生活論』(講談社)、『震災下の食 神戸からの提言』(NHK出版)、『働く人の災害食 神戸からの伝言』(編集工房ノア)、『和食ルネッサンス』(同時代社)、『箸の作法』(同時代社)、『本気で取り組む災害食 個人備蓄のすすめと共助・公助のあり方』(同時代社)など。
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