ニュージーランドのモスク(イスラム礼拝所)で発生した銃乱射事件が生中継で配信されていたことを巡り、米フェイスブックへの圧力が高まっている。NZのジャシンダ・アーダン首相が国内のソーシャルメディア関連法の見直しを呼び掛けているほか、オーストラリアではこうしたコンテンツを即座に削除しない企業に対する刑事罰の適用が提案されている。アーダン首相は26日、地元テレビ番組でソーシャルメディア関連法の「有意義な変更」を目指していているとし、提案を練る時間が必要だと述べた。隣国オーストラリアの政府は、ソーシャルメディア企業に対する制裁金や経営幹部への懲役刑を含む処罰を提案している。NZの銃撃犯はオーストラリア出身。
フェイスブック、監視強化圧力強まる 刑事罰検討も
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