【ワシントン】2016年の米大統領選挙へのロシア介入疑惑に関するロバート・モラー特別検察官の捜査が終了したことを受け、ドナルド・トランプ大統領に対する国民の疑念は薄れた。ただ、大統領の不正行為の疑いが晴れたわけではないとする人もかなりの比率を占めている。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とNBCニュースが共同実施した最新の世論調査で分かった。  同調査は、米国民1000人を対象に3月23〜27日にインタビュー形式で実施された。これは、特別検察官の捜査終了と重なるタイミングであり、多くの人々が捜査内容に関する意見をまだ固めていなかったことを示唆している。