米航空機大手ボーイングは、同社の旅客機「737MAX(マックス)」に2つ目のソフトウエアの不具合が見つかったと明らかにした。同社によると、この不具合は最近の2件の事故を巡る飛行制御システムの不具合とは関係がない。  同社は、機体の失速を防止するための「MCAS」と呼ぶ自動制御システムの誤作動が2つの墜落事故を引き起こした可能性があるとして調査を受けている。2つの事故では計346人が死亡した。  ボーイングは先週、制御システムのソフトウエアを見直し、数週間以内に米連邦航空局(FAA)に修正ソフトの承認を申請すると発表した。