中国当局は近隣のイスラム諸国の弾圧や新疆ウイグル自治区の中心都市ウルムチでの厳格な監視体制について、地域の発展と安全性を促進するための措置だとし、正当性を主張した。新疆ウイグル自治区の情報当局はウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に書面でコメントし、自治区政府がウルムチ近郊のウイグル族居住地域の再開発に乗じて新たな規制を課しているとの主張を否定した。ウルムチに300件余りあるモスク(イスラム教礼拝堂)にはデジタルカメラが設置されているが、先月ニュージーランドで起きた銃撃事件を引き合いに出し、宗教施設の警備強化が必要だと主張した。