『週刊ダイヤモンド』4月20日号の第1特集は「NETFLIXとナベツネとコンテンツの未来」です。ネットフリックスの魅力は豊富なコンテンツ。見始めると、あっという間に時間が過ぎていきます。何を見ればよいのか迷う読者のために、英語学習に有効な作品や本誌のオススメをまとめました。21世紀の“時間泥棒”をぜひ有効活用してください。(本記事は特集からの抜粋です)
締切の合間に視聴する
中毒者もちらほら
「NETFLIX」(ネットフリックス)は映画やドラマシリーズ、ドキュメンタリーをインターネットで配信するサービスだ。世界最大手で、今、動画配信事業者の中で最も注目されている。
有料会員(スタンダードプランは月額1200円(税抜))になれば見たい作品を、好きなだけ楽しめる。自宅のテレビをインターネットに接続すればいつものテレビで、また、パソコンやタブレット型端末、スマートフォンでも見ることができる。
一昔前、映画館以外で映画を見ようと思ったらレンタル店でDVDを借りてくるか、地上波で放映されるときに見るというのが定番だった。
しかし、レンタルするには店に行かなくてならない。見終わって返すのもめんどうだし、しばしば返し忘れてしまう。これはネットフリックス創業者のリード・ヘイスティングスCEOも言っていたことだ。映画「アポロ13」をレンタルし、返すのを忘れたヘイスティングスCEOは、延滞料40ドルを支払うのはめになった。それがきっかけで、定額で見放題のネットフリックスのビジネスモデルを思いついたというのは有名な話だ。
たまに地上波で映画が放映されるが、途中でコマーシャルが入るのが煩わしい。良いところで必ずといっていいほど邪魔をする。そもそも、その映画をテレビで見ようと思っても、その時間にテレビの前にいるのは、日々の生活に追われるなかでは難しい。