話題の新刊『アウトルック最速仕事術』の著者・森新氏によると、アウトルックの導入企業では、エクセルやパワーポイントよりもはるかに多い「年間平均500時間」をアウトルックだけに費やしていという。しかし、その実践的なスキルをまとめた書籍はこれまでなかった。本連載では、大手企業も続々取り入れている「たった90分で年間100時間の時短ができる」と話題沸騰のセミナーのノウハウをまとめた『アウトルック最速仕事術』(ダイヤモンド社)の内容から、ビジネスパーソンの時短に大きく貢献するアウトルックの技術をお伝えしていく。

ショートカットキーのポイント オルト編

 今回は、アウトルックに限らず使える、[Alt]を使うショートカットキーのポイントを説明します。

 [Alt]の特長は次の一言に尽きます。それは、「ボタン操作の代替が得意」という点です。

 「Alt」は「alternative」の略だと言われています。日本語では「代替手段」という意味です。いろいろな操作をするなかで、設定画面などで「オプション(T)」(※「T」はTにアンダーバー)のようなボタンを見ることがあるでしょう。

 アルファベットに下線が引かれていたら、[Alt]を押しながら、そのアルファベットのキー(この例では[T])を押すと、ボタンをクリックするのと同じになる(この例では「オプション」ボタンをクリックするのと同じ)という意味です。

 下線が引かれていなくても[Alt]が有効な場合もあります。ブラウザーの上部に[←(戻る)][→(進む)]のボタンがあります。このようにキーボードと似たボタンがある場合も[Alt]と組み合わせてキーを押すと、マウスでボタンをクリックしたのと同じことになります。

 この例では、[Alt]+[←]を押すと前のページに戻れます。

 ほかにも、エクセルでフィルターを設定すると見出し行に表示される[▼]などのボタンは、多くの場合[Alt]+[↓]で押せます。

 さらに、アウトルックやエクセル、ワード、パワーポイントなどでは[Alt]を押すと[ホーム]などのタブを開くキー、各タブのボタンに対応するキーを表示する機能もあります。

 ショートカットキーを思い出せないときは、[Alt]を押せば、手数は増えるかもしれませんが、キーだけで操作ができます。

 ぜひ、いろいろな画面やシーンで[Alt]を試してみてください。

 ※なお、本記事においては、簡略化のためアクセスキーも含めてショートカットキーと表記しております。