米フェイスブックは規制を巡る逆風や広報問題に直面する中、新たな法務顧問とコミュニケーション担当幹部を迎える。フェイスブックは22日、ジェニファー・ニューステッド氏を法務顧問に指名した。ニューステッド氏は長年、米政府の弁護士を務めた。ソーシャルメディアの監視方法を巡り世界各国の規制当局者との関わり合いが増す中、政府の法務問題を担当していた。フェイスブックはまた、ジョン・ピネット氏をグローバルコミュニケーションズ担当バイスプレジデントに指名した。ピネット氏はこれまで、マイクロソフト共同創業者のビル・ゲイツ氏のアドバイザーなどを務めていた。両氏の起用は、マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)とシェリル・サンドバーグ最高執行責任者(COO)に次ぐ上層部の人材を埋め合わせる動きとなる。フェイスブックではここ1年、上級幹部や部門責任者の退社が相次いでいる。
フェイスブック、新法務顧問とPR責任者を起用
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