2020年の米大統領選に向けて民主党候補の指名を争うカマラ・ハリス上院議員(カリフォルニア州)は22日、自身が大統領に選出された場合、同氏が支持する銃規制法案が議会を通過しなければ、大統領権限を行使して議会を迂回(うかい)する措置を取ると公約した。ハリス氏は同日夜のCNN主催のタウンホール集会で、ハリス政権発足から100日以内に銃規制法が可決されない場合、政府省庁に指示して新たな規則を打ち出すと表明した。ただ同氏は、販売時の身元調査実施をすべての銃器に拡大し、襲撃用銃器の使用を禁止し、05年成立の「武器売買の法的保護に関する法律」(PLCAA)を廃止する法案に署名するほうが望ましいとも述べた。
米大統領選出なら銃規制、民主ハリス氏が公約
大統領権限を行使して議会を迂回
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