【ワシントン】トランプ米政権は少なくとも21の友好国に対し、シリアで過激派組織「イスラム国」(IS)が再び台頭することを阻止するため派兵や後方支援を要請したが、これまでのところ半数近くの国に断られている。その他の国も最小限の支援にしか同意していない。米国と外国の当局者が明らかにした。  複数の国が参加する連合軍をシリアに展開できないことで、米政府の政策策定や米軍撤退計画に狂いが生じていると、当局者らは述べている。シリアでは3月、IS最後の支配地域が制圧された。