『週刊ダイヤモンド』4月27日・5月4日合併特大号の第1特集は「漫画・ランキング・図でわかる!決算書 給料 経済ニュース」です。読めば、これからの必須スキル財務三表読解術が簡単に身につきます。さらに、日本人の給料と主要経済ニュースまで、「カネ」について一気に理解ができる特集です。その中から、私たちが最も身近に感じるおカネ、「給料」に関する特集記事を特別公開!企業のもうけは多くの人の給料となる源泉です。つまり、企業と個人のおカネは不可分なのです。企業のもうけについての記事は本誌特集をご覧ください。(本記事は特集からの抜粋です)
部下を持つ課長になったら、「給料が上がらない」と文句を言っているだけではダメでしょう。なぜって、給料の源泉である企業のもうけは、経営者だけでなく、現場の頑張りにも懸かっているからです。管理職であれば、自身や自分のチームの業績貢献度を意識しましょう。
そこで参考にしたいのが、「1人当たり営業利益」です。従業員1人でどれほど本業の利益を稼ぎ出しているのかが分かります。
日本のトップクラスの企業では、1人で1000万円以上の営業利益を稼ぐのは当たり前。1位の国際石油開発帝石に至ってはなんと1億円超え! 世界20ヵ国以上で約70の石油・天然ガスのプロジェクトを展開している同社は、約3200人で約3600億円もの営業利益をたたき出しています。