週刊誌なのに異例の2回も増刷と好評をいただいた人気特集が最新版となり帰って来ました!『週刊ダイヤモンド』2018年8月11・18日合併特大号の第一特集は「2018年版 決算書100本ノック!」です。大好評だった昨年版とコンセプトだけは同じですが、内容は大幅に刷新・増強されています。決算書に隠された企業のドラマを読めば自然と財務読解術が身につく、楽しい100本ノックをぜひ、受け取ってください。過去の財務特集の人気記事や漫画などを2週間毎日アップし、無料で読める特設サイトはこちら。
全ての働く人の必須教養!
簿記知識不要の決算書読解術

「働く人が“財務をまったく分からない”というのは、プロサッカー選手がサッカーのルールを知らないのと同じ」
ミクシィの社長として同社を再生し、『ファイナンス思考』などの著作もある朝倉祐介氏は断言する。
「だから、『私はデザイナーなので関係ない』とか、『僕は技術系だから知らなくていい』ということもあり得ない。財務の理解は、全ての働く人の必須教養。義務教育で教えてもいいくらい」と続ける。
週刊ダイヤモンドが日本を代表する企業に行ったアンケートでは衝撃の結果が出ている(回答企業などは特集参照)。
各社に、課長という役職に理解していてほしい財務知識のレベルを聞いたところ、24%の企業が「財務3表」と答えた。41%がさらに高度な「ROE(自己資本利益率)やROA(総資産利益率)」と答えているが、設問ではこの回答を選ぶ場合は財務3表の理解を前提とした。
そして、27%が最も高度な「ファイナンスの概念や投資の評価方法」と答えている。この回答も、財務3表とROEやROAの理解を前提とした。言い換えれば92%の企業が課長には最低でも財務3表を理解してほしいと考えているのだ。