フェイスブックは個人情報問題を巡り米連邦取引委員会(FTC)への制裁金支払いに備え、引当金30億ドル(約3400億円)を計上した。24日発表した1-3月期(第1四半期)決算は基幹事業が引き続き堅調ではあるものの、引当金が利益を押し下げた。1-3月期の売上高は前年同期比26%増の150億8000万ドル(前年同期は119億7000万ドル)。一方、引当金の計上に伴い、純利益は24億3000万ドルにとどまった。1株利益は0.85ドル(同1.69ドル)と、ファクトセットがまとめたアナリスト予想の1.62ドルを下回った。FTCとの和解費用を想定した引当金を除くと1.89ドルで、予想を難なく上回るはずだった。
フェイスブック減益、30億ドルの制裁金引き当て響く
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