5月1日に新天皇に即位する皇太子徳仁親王はロールスロイスを手放し、トヨタ車に乗り換える。といっても昔ながらのカローラに乗られるわけではない。海外のほとんどの顧客には知られていないが、日本最大の自動車メーカーであるトヨタには日本でしか販売していない超高級モデルがある。この車に手が届くのは皇室や企業のトップなど上流階級に属する人たちだけだ。車の名前はセンチュリー。市販モデルの最低価格は約17万5000ドル(約1950万円)だ。退位する明仁天皇は1990年の即位パレードの際にロールスロイス・コーニッシュを使用したが、新天皇は10月に行われるパレードでオープンカーに改造したセンチュリーを使用する。
ロールスロイスからトヨタへ、新天皇のパレード車
センチュリーは手作業で組み立てる超高級車、販売は日本のみ
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