米フェイスブックは個人情報の流出問題を巡り、連邦取引委員会(FTC)との和解に近づいている。和解条件には同社が運営するメッセージアプリ「ワッツアップ」など関連サービスも含まれる可能性がある。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。フェイスブックのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)サイトの個人情報保護や情報利用に対してユーザーの懸念が強まっていることから、同社は事業の重点を旗艦サービスから、プライバシーを重視した個人間のメッセージへと移す方針だ。フェイスブック傘下の画像共有アプリ「インスタグラム」については、FTCと交渉中の合意条件に含まれるか明らかではない。関係者の1人によると、合意はほぼまとまりつつあり、議論が続いているのは細部の問題だけとなっている。1週間程度で最終合意に至る可能性があるという。
フェイスブック、FTCとの和解条件にワッツアップ含む可能性
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