2020年の米大統領選に向け民主党から出馬表明したインディアナ州サウスベンド市のピート・ブティジェッジ市長は6日、住民の75%以上をアフリカ系米国人が占めるこの町で演壇に立った。遊説の狙いに反し、聴衆の大半を占めたのは白人だった。「私の行く先々に必ず駆けつけてくれる人々がいる」と、集まった地元の白人有権者について話し、こう続けた。「一方でわれわれが手を伸ばさない限り、決してつながることができない人々がいる」「私には助けが必要だ」とブティジェッジ氏は訴えた。他の白人候補者と同様に、同氏は黒人の民主党支持層に自己紹介するためにこの町を訪れた。だが他の候補者と同様に、現地で開いたイベントには黒人がほとんど集まらなかった。
民主有力候補、黒人層の取り込みに苦戦
米大統領選、サンダース氏やブティジェッジ氏
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