――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  米半導体大手インテルのボブ・スワン最高経営責任者(CEO)は、悪材料を早めに開示する術を心得ているようだ。  1月末にCEOに就任したばかりのスワン氏は、過去4カ月足らずにそれを実行する機会が何度もあった。先月の決算発表後の電話会見では、通年の業績見通しを引き下げた。メモリー価格の下落とサーバー向けプロセッサー需要の軟調が主な理由だった。  8日のアナリスト向け会議では、向こう3年間の利益成長率が「1ケタ台前半」になるとの見通しを示した。