• 日本株のバリュー型ファンド• 日本株のバリュー型ファンド資産6億4500万ドルのヘネシー・ジャパン・ファンド(HJPNX)を運用する武田政和氏は、キャリアを積み始めた当初、自身のロールモデルをウォーレン・バフェット氏に見いだした。「バフェット氏を崇拝する訳ではないが、彼の教えの多くは理にかなっている」と語る武田氏は、長期バリュー投資を適用している。ファンドの組み入れ銘柄は25銘柄のみで、資産の半分を上位10銘柄が占めている。銘柄を絞ったアプローチをとってはいるものの、日本経済だけに特化してはいない。「グローバルに事業を展開している企業を意識して組み入れている」と武田氏は述べる。ファンドの過去10年の年間平均リターンは13.1%で、ラッセル/ノムラ・トータル・マーケット・インデックスのほぼ2倍だ。「日本経済単独で強気だったことは一度もない」と同氏は言う。