米著名投資家ウォーレン・バフェット氏と昼食を共にする権利を巡る慈善オークションは、中国人起業家ジャスティン・サン氏(28)が過去最高となる456万7888ドル(約4億9400万円)で落札した。サン氏は仮想通貨「トロン(Tron)」の創設者。ビットトレントの最高経営責任者(CEO)を務めており、仮想通貨業界ではよく知られた人物だ。一方、バフェット氏はこれまで仮想通貨に対して懐疑的な見方を示してきた。サン氏は昼食会で、ブロックチェーンの利点についてバフェット氏と話したいと述べている。サン氏は声明で「バフェット氏は私より60歳も年上で、大半のブロックチェーン業界関係者を上回る豊富な経験と知識を持っている」とし、「同時に、人は若者と話すことで、友人や顧問から普段耳にすることのない話を聞けるものだ」と述べた。