人工肉バーガー人気、パテ供給業者はうれしい悲鳴TGIフライデーズの「ビヨンド・ミート・バーガー」 Photo:Johanna Huckeba/The Wall Street Journal

 米ファストフードチェーンが、割高でも人工肉バーガーは客足や売上高を伸ばすとの期待から投入を急いでいるのに対し、人工肉の供給業者は注文を満たすのに苦労している。

 ビヨンド・ミートとインポッシブル・フーズが生産する人工肉は、ファストフード店によると米各地の飲食店2万店近くで販売されている。調査会社テクノミックが6000業者のメニューを調査したところ、3月の時点で米飲食店の15%が人工肉バーガーを提供しており、提供する店舗は前年から3%増加した。ベジタリアン向け商品の導入は、環境に優しくヘルシーな商品を求める若い消費者を呼び込もうとするファストフードチェーン間の競争を反映している。

 ホワイト・キャッスル・システムは、インポッシブル・フーズの牛肉代替品を使用した商品を最初に投入した大手チェーンのひとつ。「インポッシブル・スライダー(ミニハンバーガー)」発売から2カ月で既存店売上高の成長率が4ポイント上昇した。ある幹部は同商品の発売が主因だとみている。

 過去1年半にビヨンドやインポッシブルの商品を導入したチェーンにはこのほか、TGIフライデーズ、デル・タコ・レストランツ、CKEレストラン・ホールディングス傘下のカールズジュニア、レッドロビン・グルメバーガーズなどがある。