米半導体大手インテルは、ネットワーキングソリューションを提供する米新興企業ベアフット・ネットワークスを買収することで合意した。ネットワーキング半導体技術を強化し、競合する米ブロードコムに対抗する狙いがある。インテルは米国最大の半導体メーカーだが、パソコンやサーバーの巨大ネットワークを結ぶ技術として幅広く利用されているイーサネットを通じて情報を処理する半導体は生産していない。同社のエグゼクティブ・バイスプレジデント、ナビン・シェノイ氏は、7-9月期に買収手続きが完了する見込みとしている。金額は明らかにしていない。ベアフットによると、同社にはこれまで米アルファベット、中国のアリババグループやテンセントホールディングスのほか、ゴールドマンサックスなどが出資してきた。