フェイスブックは来週に独自の仮想通貨の発表を予定している。このプロジェクトには、クレジットカード大手のビザやマスターカード、決済サービスのペイパル・ホールディングス、配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズなど十数社が参加することで合意したという。事情に詳しい関係者によれば、これら参加企業は仮想通貨を管理するコンソーシアムにそれぞれ約1000万ドル(約10億8000万円)を出資する。この仮想通貨は激しい変動を避けるため、通貨バスケットに連動させる形になるという。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は先月、「プロジェクト・リブラ」と名付けられた仮想通貨ベースの決済システム立ち上げに向け、フェイスブックが金融機関やEコマース企業に参加を呼び掛けており、約10億ドルの調達を目指していると報じていた。1年以上前から秘密裏に進められてきたこのプロジェクトは、フェイスブック上などオンラインでの決済に使え、利用者同士でも送り合えるデジタルコインの創設が柱となっている。
フェイスブックの仮想通貨、ビザやウーバーが参加
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