――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は、米電気自動車(EV)大手テスラに倣い、バッテリー業界に本格参入しようとしている。この動きは大きなリスクを伴うが、VWにとってほかに選択肢はない。  VWは13日、バッテリー生産に約10億ドル(約1080億円)投資することを発表した。その一部はスウェーデンのバッテリー新興企業ノースボルトとの合弁会社設立に充て、EV用バッテリーの中核コンポーネントであるセルを生産する。このアプローチはテスラをほうふつとさせる。