スチューデント・メイドで次世代のマネジメントを学び、伝え続ける

『奇跡の会社』に書かれた後日談となるでしょうが、あなたとスチューデント・メイドのこれからどんな方向に進んでいくのでしょうか?

スチューデント・メイドで働きたいという人は多いのですが、会社の規模を大きくしたくはありません。そこで、わが社で働かなくてもそれと同等な体験ができるよう、学校と組んでコンファレンスやイベントをやるつもりです。また、オンラインでの教育も計画中です。

次の世代は大きなテーマです。若い人たちに投資しようと思わなくちゃダメです。彼らが将来成功できるよう教えることです。私たちがスチューデント・メイドで学生に教えているすべてを提供していきます。いまは私がほとんどですが、チームをつくって取り組むつもりです。

それから、スチューデント・メイド卒業生たちを追跡する仕組みをつくろうと思っています。卒業生がスチューデント・メイドで学んだことをベースに事業を始めたとか、色々な話を聞きます。問題解決やリレーションシップづくりなどスチューデント・メイドで学んだスキルを数値化し、いい企業文化をもつ企業とマッチングできれば、素晴らしいと思いませんか。

日本の読者からの声もうかがいたいです。誰しも失敗のストーリーはあるもの。自分には無理だと思うのでなく、失敗もあるだろうけどやってみようとチャレンジしてみて下さい。誰もがリーダーになれるはずです。

忙しい間に、インタビューに時間を割いていただいて、ありがとうございました。