• 3社で市場の8割を占有、市場はさらに成長• 3社で市場の8割を占有、市場はさらに成長先週、アマゾン・ドット・コム(AMZN)は始めてまだ数年の料理宅配サービスを近く終了することを発表した。ネット通販大手の同社には、ミートボール・ヒーロー(バゲットにミートボールをはさんだもの)を顧客の自宅まで宅配するというきめ細やかな部類のサービスはなじまなかったようだ。料理宅配市場はグラブハブ(GRUB)、ウーバーイーツ、ドアダッシュの3社が約8割のシェアを占めている。損失覚悟で顧客獲得を狙う体質のアマゾンは、早々と見切りをつける判断をしたようだ。競合他社からすれば、資金力のあるライバルが1社減ったことになる。投資家の反応は楽観的だ。グラブハブの株価は昨年秋の140ドルから65ドル以下にまで下落していたが、アマゾン撤退のニュースを受けて70ドルまで反発した。
【バロンズ】アマゾン撤退、料理宅配市場どうなる
スマホ世代をターゲットに競争激化
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