米マイクロソフトが18日発表した4-6月期(第4四半期)決算は、売上高が過去最高を記録した。クラウド事業の伸びが寄与した。サティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)の下で、同社の勢いが増していることが改めて示された。  売上高は前年同期比12%増の337億2000万ドルで、市場予想の327億7000万ドルを上回った。利益も市場予想を上回った。  売上高全体の約3割を占めるクラウド・コンピューティング事業は39%増収となった。同社は「オフィス」など人気のソフトウエアをクラウドのサブスクリプション(定額課金)サービスへと移行しており、これが売上高の押し上げにつながっている。