ドナルド・トランプ米大統領は18日、アマゾン・ドット・コムとマイクロソフトが入札に参加し、契約先候補として残っている国防総省（ペンタゴン）のクラウドコンピューティング事業「共同防衛インフラ事業（JEDI）」について、その内容を精査するよう同省に命じた。トランプ氏は「ペンタゴンとアマゾンの契約に関してはかなり多くの苦情を受けている。競争的な入札ではなかったと言われている」とホワイトハウスの記者会見で質問に答え発言。「何が起きているのか把握するため、徹底して調べるよう求めていく」とした。チャック・グラスリー上院議員（共和、アイオワ州）など複数の議員は、入札プロセスをやり直すようこれまでも国防総省に要求している。最大100億ドル（約1兆0700億円）規模と見込まれるJEDIの入札結果は8月に発表される予定。