【ワシントン】米民主党のナンシー・ペロシ下院議長との対立や、ドナルド・トランプ大統領による攻撃の的となっていることで、大きな話題を集めているイルハン・オマル下院議員(民主、ミネソタ州)。オマル氏が18日午後、議会を後にすると、周辺のインディペンデンス・アベニューは交通が完全にまひした。後を追う記者団に対し、一連の混乱で倒れたカメラマンを踏み倒さないようこう語った。「記事のために、互いに殺しあわないで」  オマル氏に、他の急進派民主党議員3人を合わせた自称「スクワッド(分隊)」は、新議会が発足した1月時点で、すでにその影響力を考えればセレブレティーだった。