ドナルド・トランプ米大統領は29日、イランの弾道ミサイルの備蓄再開を阻止するためのイスラエルによる軍事攻撃を支持する姿勢を示した。さらに、イランが核兵器開発の再開を目指す場合、米国は行動を起こす構えだと表明した。トランプ氏が29日午後、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相との会談の冒頭でコメントした。イランが「ミサイルを継続するならイエスだ」と述べるとともに、核兵器開発計画についてはより強い口調で、必要であれば米国が「直ちに」行動を起こすと発言した。トランプ氏は会談の開始前、「マールアラーゴ」前でネタニヤフ氏と並んで立ち、「イランが(核開発を)再開しようとしていると聞く。もしそうなら、われわれは彼らを打ちのめさなければならない」とし、「徹底的にたたきのめす。だが、願わくばそうならないことを望む」と話した。