米フェイスブックが個人情報の取り扱いを巡るリスクを適切に開示しなかったとされる問題で、米証券取引委員会(SEC)は24日に同社との和解を発表する見通しだ。事情に詳しい関係者が明らかにした。関係者によると、今回の和解では、フェイスブックが投資家らに対し、開発担当者や他の第三者がユーザーの許可を得ずに、または同社の規約に違反して個人情報を入手した可能性があることを十分に警告していなかったとされる問題に焦点を当てている。和解には1億ドル(約108億円)を超える制裁金の支払いも盛り込まれる見込みというSECは、英データ分析会社ケンブリッジ・アナリティカがフェイスブックのユーザー数百万人分の情報にアクセスしていた疑惑を受けて調査を開始していた。ケンブリッジは2016年米大統領選のトランプ陣営とかかわりがあった。
フェイスブック、SECと和解へ 個人情報巡るリスク開示問題で
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