動画ストリーミングを手掛ける米ネットフリックスやアマゾン・ドット・コムなどは今後、オーストラリアでより多くのコンテンツ制作を求められる可能性がある。それぞれの地域に合わせたコンテンツを求める声が世界的に高まる中、オーストラリアもこの流れに追随しようとしている。オーストラリアのポール・フレッチャー通信相は、政府が動画ストリーミングのプラットホーム提供会社に対し、同国独自のコンテンツをより多く制作するよう求める可能性が高いと述べた。同国メディア市場における米ハイテク企業の支配力を弱めることを狙いとした改革の一環で、年内に法律が制定される可能性があるという。フレッチャー氏は週末に公共放送の番組に出演し、同国の無料テレビ放送ではオーストラリアのコンテンツを一定量放送することが義務付けられているが、ネットフリックスやユーチューブは視聴者が多いにもかかわらず、そのような義務がないと指摘した。
ネットフリックスやアマゾン、豪で地元コンテンツ制作圧力
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