• 低利回りだが資金が増え続ける債券ファンド• 低利回りだが資金が増え続ける債券ファンド今年は世界的に債券ファンドに資金が流れ込んでいるが、インカム重視の投資家は慎重にならなければならない。バンクオブアメリカ・メリルリンチのグローバルリサーチによると、2019年の世界の債券ファンドの買越額は、「驚異的な記録」の4550億ドルに達するペースで増えている。過去10年間の流入額は1兆7000億ドルだ。表は、運用資産が合計で約1700億ドルになる6本の上場債券投資信託(ETF)を示している。債券ファンドの旺盛な買いの一部はインカム重視の投資家によるものかもしれないが、利回りはリターンを渇望する投資家が求める水準ではなさそうだ。10年物米国債の利回りは昨年11月の3.2%から、最近は2.06%に低下した(7月30日時点)。
【バロンズ】債券ファンド好調も、慎重になるべき理由
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