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4月も終盤。今日からゴールデンウイークという人も多いかもしれません。こうした長期休暇を超富裕層はどう過ごしているのでしょうか。長年、超富裕層の方々にお仕えしてきて感じるのは、彼らは一般の方とは少し違った「休暇哲学」を持っているということです。(日本バトラー&コンシェルジュ代表取締役社長 新井直之)
超富裕層は繁忙期に
観光地に行かない
ゴールデンウイークが近づくと、旅行代理店の店頭にはハワイやヨーロッパへのツアーパンフレットが並びます。「せっかくの連休だから奮発して海外へ」という心理は、ある程度の資産を持つビジネスパーソンほど強くなる傾向があります。
実際、富裕層と呼ばれる方々の多くも、長期休暇にはハワイ、バリ、プロヴァンスといった人気リゾートを楽しんでいます。
ところが、金融資産5億円を超える「超富裕層」の方々は、繁忙期にはこうした場所にほとんど姿を見せません。
長年、国内外の超富裕層に執事としてお仕えしてきた私は、その理由を間近で見てきました。そして今、国内外のさまざまな調査会社がそのデータで裏づけてくれていることを知り、深く納得しています。
資産規模が大きくなるほど
「自分の時間への投資意識」が高まる
日本では一般的に、純金融資産1億円以上5億円未満の世帯を「富裕層」、5億円以上を「超富裕層」と定義します(野村総合研究所による区分)。この二つのグループは、保有資産の額だけでなく、消費行動や価値観においてまったく異なる特徴を持っています。
近年、国内の複数の調査会社が富裕層・超富裕層の消費行動に関するレポートを相次いで発表していますが、それらに共通して見られる傾向があります。







