シャープは「IGZO(イグゾー)」液晶パネルを任天堂のゲーム機「ニンテンドースイッチ」新型モデルに供給する。同社幹部が明らかにした。IGZO液晶パネルは高精細、低消費電力、高い耐久性などの特徴がある。シャープの野村勝明副社長は、ゲーム機向けに供給するディスプレーパネルの種類について問われた際、「私たちが最も得意とするもの、IGZOだ」と語った。任天堂はバッテリー駆動時間を長くした新機種を8月に発売し、廉価版の小型機種を9月に発売する予定。シャープの野村氏は、どの機種にIGZO液晶パネルが搭載されるかは明らかにしなかった。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は3月、シャープがスイッチのサプライヤーになるとの見通しを伝えていた。
任天堂の新型「スイッチ」、シャープのIGZO採用へ
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