ウィリアム・バー司法長官は12日、性的目的で人身取引したとして起訴されたジェフリー・エプスタイン被告(66)が拘置所で自殺したとみられることについて、連邦当局の拘置所に「深刻な不備」があったことが調査で明らかになったと述べた。被告は10日朝、マンハッタンの拘置所で遺体となって発見された。以前にも意識不明の状態で見つかり、首に締め付けた跡があったことから、7月23日まで自殺の監視リストに載せられていた。だが先月下旬、被告の弁護士の要請を受けて対象外となった。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。被告の死に至るまでの数時間、施設担当官らが複数の規則順守を怠り、被告が最低限の監視下で1人になっていたとみられる。
エプスタイン被告死亡の施設に「深刻な不備」=米司法長官
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