【深圳(中国)】香港と境界を接する広東省深圳市の競技場ではここ数日、数千人規模の人民武装警察部隊(武警)が集結している。抗議デモで混乱する香港に対し、中国が至近距離から力を誇示し、けん制する狙いがあるとみられている。  地元住民らによると、武警部隊がここまでトラックで運ばれ、収容能力2万人の競技場内でここ数日、訓練を行いながら暮らしている。武警は暴動鎮圧など、主に国内の治安維持を担当する。  競技場の通路では、迷彩服やTシャツ・短パンを着た若い警官の姿が容易に確認できる一方、一斉に大声で叫ぶ声が周囲に響き渡っていた。  中国メディアは最近、武警配備のもようを一斉に報道。