子どもたちの誕生日会で紙パック入りのジュースが出ると、ガブリエル・ガードさん(28)は息子に紙パック入りのフレーバーウォーターを渡す。ガードさんはフロリダ州レイクランド在住の会計士。もうすぐ2歳になるエイサ君が糖分を取り過ぎないように、「ヒント」ブランドのフルーツ風味の水をバッグに入れていた。商品のラベルには「果汁、砂糖不使用」、でも「楽しくておいしい、親が認める」飲み物と書かれている。消費者の砂糖離れは紙パック入りジュースにも及んでいる。小児科医がジュースの健康リスクを指摘し、保護者が砂糖入りの飲料に不安を募らせる中、ジュースに代わる飲料が続々登場。多くは少量の果汁か砂糖不使用の香料を水で薄めたもので、ジュースと同じようにストロー付きの紙パックで販売されている。
ジュースにも砂糖離れの波、子供は受け入れるか
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