――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」  ***  一部のハイテク大手は自社株買いを減らしているが、一部はまさに始めたところだ。  S&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズのデータによると、4-6月期(第2四半期)には自社株買いが急激に落ち込んだ。S&P500企業が自社株買いに充てた金額は約166億ドル(約1兆7600億円)と、1-3月期(第1四半期)から20%減少し、前年同期を13%下回った。主因となったのはハイテク大手のアップル、オラクル、シスコがの減少だ。自社株買いは3社合わせて294億ドルと、前期から26%減少した。