【ワシントン】トランプ一族が運営する米フロリダ州の高級ゴルフリゾート「トランプ・ナショナル・ドラル」でトコジラミ(ナンキンムシ)の被害が生じたとする疑惑を、ドナルド・トランプ米大統領が否定した。リゾートは2020年の先進7カ国首脳会議(G7サミット)開催地候補として最適だとトランプ氏が発言しており、物議を醸している。  ソーシャルメディア(SNS)上では、ドラルに宿泊した際にトコジラミに刺された男性客が2016年に起こした訴訟内容が拡散しているが、トランプ氏はこれに反応。裁判所の記録によれば訴訟は2017年初頭に示談が成立したが、その内容は明らかになっていない。