『週刊ダイヤモンド』9月7日号の第1特集は、「大学 激変序列」特集です。旧帝国大学を軸にした大学統合のみならず、日本最大級の公立大学が誕生し、さらには3つの単科大学の統合など、日本全国で同時多発的に大学の統合再編が起こっています。しかも、大学入試センター試験が30年ぶりに衣替えし、併せて民間の英語外部試験を導入するという入試改革が実施されるまで、あと約1年と半年を残すところとなりました。今まさに、大学を取り巻く環境は激変期に入ったと言えるでしょう。

全国で同時多発的に進む
大学の大型統合再編

京都大学を頂点とする関西の大学序列に激震!? 
京都大学を頂点とする関西の大学序列に激震!? Photo:PIXTA

 北海道、名古屋、静岡、大阪といったエリアで、同時多発的に大学の統合再編が進みつつある。

 しかも、ただの統合再編ではない。旧帝国大学である名古屋大学が岐阜大学との統合に踏み切ったのに加え、大阪市立大学と大阪府立大学が統合し、公立大学としては日本最大級となる新大学を発足させるのだ。

 まさに大規模統合といえるスケールで、それらの大学が位置するエリアの大学序列に多大な影響を与えることは間違いない。

 特集では、日本全国で進行中の統合再編劇に加え、これら統合再編が影響を及ぼすとみられる周辺大学についてもエリアごとにまとめている。

 まずは、北海道から見ていこう。小規模ながらも歴史のある三つの国立の単科大学、小樽商科大学と帯広畜産大学、北見工業大学が統合を決めた。全国各地にある単科大学の生き残りが今後の焦点の一つになるとみられており、その試金石になるとして注目を浴びている。

 次に、中部だが、こちらは2つの統合再編が行われることになる。