ジム・マティス前国防長官の暴露本を執筆した国防総省(ペンタゴン)の元職員が、マティス氏を擁護するために同省が著書の出版を妨げているとして訴訟を起こした。訴訟を起こしたのはマティス氏のスピーチライターや広報ディレクターを務めていたガイ・スノッドグラス氏で、同省当局者らは本に含まれている内容が機密情報ではないと口頭では伝えながらも、一部を削除するよう指示を出したとしている。国防総省当局者やマティス氏側の代表からは今のところコメントは得られていない。事情に詳しい2人の関係者は、スノッドグラス氏の著書の検査は通常の安全レビューよりも長くかかっているようだとし、その理由に疑問を投げ掛けている。