米食品医薬品局(FDA)は、ジュール・ラブズが自社の電子たばこ製品について、従来型のたばこより安全だとする無許可の説明を子どもの前で行ったと指摘した。FDAはジュールに送付した9日付の2通の書簡で、同社のマーケティング慣行などを問題視。ジュールの代表者が学校での子どもへのプレゼンテーションで、同社の電子たばこは「全く安全」などと説明したという7月の議会公聴会に言及した。10代の若者の間で電子たばこが爆発的に普及する中、FDAと連邦取引委員会(FTC)のほか数州の司法長官がジュールのマーケティング慣行の調査に乗り出した。FDAはこの日、同社はFDAに提出していない文書を議会の小委員会には提出したとし、資料の提出要請に積極的に応じていないと述べた。