米民主党の大統領予備選に向けた候補者のふるい分け作業は、12日のヒューストンでの討論会で加速段階に入る。今回は1夜だけの開催となる討論会の壇上には、基準をクリアしたすべての上位候補が顔をそろえる。3回目を数える今回の討論会では、民主党全国委員会(DNC)が定めた厳しい参加基準をクリアした候補は10人だけとなった。これは、それぞれ2夜に分けて行われた過去2回の討論会で参加資格を得た人数の半分だ。今回参加資格を得たのは、前副大統領のジョー・バイデン氏、マサチューセッツ州上院議員のエリザベス・ウォーレン氏、バーモント州上院議員のバーニー・サンダース氏、カリフォルニア州上院議員のカマラ・ハリス氏、インディアナ州サウスベンド市長のピート・ブティジェッジ氏、実業家のアンドリュー・ ヤン氏、前テキサス州下院議員のベト・オルーク氏、ニュージャージー州上院議員のコリー・ブッカー氏、ミネソタ州上院議員のエーミー・クロブシャー氏、元住宅都市開発長官のフリアン・カストロ氏。
米大統領選の民主党討論会、5つの注目点
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