2020年の米大統領選に向けて12日夜行われた主な民主党候補者によるテレビ討論会では、有力候補のジョー・バイデン前副大統領、エリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州)、バーニー・サンダース上院議員(バーモント州)の3人が初めて同じ壇上で対決した。  候補指名を争う上位10人の候補者は今回、3時間近くにわたり医療保険などを巡り激論を展開。候補者は総じて、建設的な議論を行うよう努めたほか、オバマ前政権の功績をたたえつつ、ドナルド・トランプ大統領に対して互いに結束できる点を強調した。  以下、討論会の山場を振り返る。