投資家はソフトバンクグループ(SFTBY)で列車の脱線事故が起きていると確信しているかのようだ。傘下のベンチャーファンド、ソフトバンク・ビジョン・ファンド(総出資額は1030億ドル)の問題が圧力となり、同社の株価は今年7月下旬から20%下落している。現実の問題が存在するとはいえ、今回の株価急落によって割安な株価がさらに割安となっている。本誌は、同社を取り上げた最近の記事(2019年7月22日号「ソフトバンクグループへの投資は未来の技術に対する最大の賭け」を参照)の中で、同社は基本的に上場企業の持ち分、直接所有する事業、ビジョン・ファンド(既に設立されたビジョン・ファンド1の他に現在設立準備中のビジョン・ファンド2がある)という3種類の資産を持つ持ち株会社だと説明した。
【バロンズ】ソフトバンクグループは今が買い時
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